お役立ち

鈴虫寺の僧侶に学ぶ「嫌だと思う前にやる」で辛い朝が変わった!!

今年のお正月、某朝の情報番組で開運特集をやっていた。

何気なく見ていると、京都の鈴虫寺と呼ばれるお寺の僧侶が、
私にとって目から鱗の考え方を話していた。

その考え方というのは、「嫌だと思う前にやる」という事。

嫌だと思う自分とのスピード勝負!

僧侶は朝の四時代に起きなくてはならないそうで、
今までは起きるのやだな。と思い辛かったが、
ある時から「やだな」と思う前に起きちゃえば楽だと気づいたんだそう。

おおー•ヽ( ・ิ∀・ิ )ノ

それか!確かにそうだ。

僧侶でもないのに朝4時半に起きている私は、
毎朝、携帯のアラームが鳴ってから、

やだなー。
マジでやだなーー
あぁヤダヤダ。
本気でやだ〜
マジで無理。
昨日も遅かったのに、
なんで私はこんなに働いてるのよ~
本当にもう嫌ーーーー!!

と、全身に存分に『やだな』を巡らせ、
これ以上布団に居たら遅刻だという現実に背中を押されてようやく、
貞子のように布団から這い出している。

そうかそうか。
『やだな』をこんなに噛みしめてから起きてるから、毎朝辛いんだ。

僧侶の話を聞き、早速翌日から実践してみた。

天性の物忘れで、朝にはせっかくの決意がリセットされてしまう可能性があるので、携帯に「やだと思う前に起きる」と書いたメモを貼って就寝した。

翌朝、効果はてきめんだった。

携帯のアラームが鳴って、いつものようにぐったりしながら止めようとすると昨夜自分が書いたメモが目に入り『いやだと思う自分より先に起きてやるー❗️』というおかしな闘争心が生まれ、なんだか自分に勝った感を覚えながら起床した。なんと『やだな』と思う前にサッサと起きることができたのだ。

おぉう。。なんだこの魔法の言葉は(゚ロ゚;)。。

思えば尋常ではないくらいめんどくさがりな私は、毎日の中で、『やだなーーー』と思ってから行動することが恐らく人より非常に多いのだ。

やだけど私しかやる人いないから、仕方なく動く。やらなくちゃいけないことがいっぱい。

お茶碗あらわなくちゃ。
洗濯物取り込まなくちゃ。
お風呂掃除しなくちゃ。
早く子供をお風呂に入れなくちゃ。

あーこんなに疲れてるのに面倒くさいなぁもう。
でももうやらなくちゃなぁ。
こんな時間だしなぁー。

仕方なくそこから動き出すと、大した家事でなくても妙に負担に感じるものだ。

やだと思う前にやる。

やだと思う前に起きる。
やだと思う前に洗濯物たたむ。
やだと思う前に掃除する。
やだと思う前に明日の用意する。

なんか、『やだな』と思う前に行動し
『やだな』と思う気持ちから解放されると
色んなことが以前よりも楽に感じるから不思議だ。

心の負担がかなり楽になるのを感じた。

ワーキングママさんたちはみんな
毎日やる事が山積みで、これやってもこれやっても、
これやってもまだ座れない!ってイライラする事が本当多いと思う。

実際うちでも今年の冬、
コタツを出してからすでに3ヶ月が経過しているが、
私がコタツに入ったのはまだお正月中の二回くらいしかない。

それ以外は実際にずーっと動き回っているのだ。
キッチンに立ってるなり、
洗濯物干してるなり。

やる事は永遠にある。
座ってぬくぬくする時間など皆無だ。

こんな生活だからこそ、考え方を変えるちょっとした秘訣に気づけたことは価値がある。

ひがみの極み・・僧侶や神主への偏見

実は私は、お寺の僧侶や神社の神主に対して、ものすごく一方的な偏見を持っている。

お寺の家系に生まれた人たちって
先祖代々に続いているお寺の跡取りとして、
将来の不安もなく私と違って何の悩みもなくぬくぬく暮らしてるんだろうなあ。

そんで、悩みっていっても、
『俺は跡継ぎなんかしたくねーんだ、ロックに生きてやる』みたいな感じで
結局うまくいかなかったらそそくさと家に帰ってきて、親の庇護のもと
安泰に暮らしていく人たちなんだろうな。

立派なこと言っといて
実生活は高級車乗り回してさー(完全に織田無道 )、

女の子二股かけたりしてさ、
あげくの果てに未成年に手を出したり(完全に狩野英孝)してるんだろうなー。

そんな私も厄年の厄払いの祈祷に一度は有名な寺院に出向いてみたことがあるのだが
やはりそこに来ている人たちを見渡し、

一人5000円だったとしても、ここからここまでで、すでに5万円、
そしてここの列までで20万円、それに10000円払っている人もいるんだからもっとか。

それで1日3回やってるんだから、
えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

おおうーーーー坊主丸儲け!!
一日にどんだけ原価無しで儲けてますの??

という曲がった考えしか浮かんで来ず、
そんな考え方ではご利益など一切無いのも心底理解できるため
それ以降は神社やお寺には一切近づいていない。

もちろん僧侶や神主さんにまじめで立派な人がたくさんいることも重々承知しているが
ひがみ根性が勝り人生安泰な人の言うことを素直に聞けない。(ひねくれすぎ・・)

親が全く頼れず、自力で生きていくしかないもの同士で結婚し
これまでも様々な苦しみを経験してきた私にとって
ご立派な家系、実家が金持ち、今は好きなことをしているけど将来は親の後を継ぐ、などは
聞いただけで敵と判断してしまうNGワード3選である。

だから、お寺の僧侶のありがたいお話など、聞く耳を持つつもりはさらさら無いのだが
のんびり過ごしていたお正月にたまたま耳に入った「嫌だと思う前にやる」は
今年の私にとって、うっかりありがたい気づきになってしまった。

好ましく思っていない人の発言だとしても
良いなと思ったことは素直に取り入れた方がいい。

改めてそれに気づいた新年である。

ABOUT ME
富岡紗和子
富岡紗和子
神奈川県湘南在住、占い師(帝王命術鑑定師)・ラジオパーソナリティ・エッセイ作家・法人役員(役員暦24年)の富岡紗和子です。 現在、二人の娘を持つ母でありサーフィンとビールをこよなく愛するアラフィフ女子です♪ ⇒ ⇒ 詳しいプロフィールはこちら