エッセイ

『渋谷六本木そう思春期も早々に♪』

先日のサーフィン

休憩に上がって、みんなでワイワイお話してた時のこと。

サーフボードの大きさの好みの話になり、

『(彼女が)ほんとは9.4ftでいいのに9.10ftが良いって言ってる‼️』とか
『私も適正サイズと言われてるものより大きい方が安定するかも』などと盛り上がっていたところ

お仲間のメンズの一人が突然
『さすが、違いがわかる女‼️』と確信的なトスを上げたため(私はそう感じた)

当然の流れと信じ

♫ダバダ〜♫と歌ってみたところ

場はなぜか静寂に包まれ、
私は自らの無駄に陽気な♫ダバダ〜♫のやり場を失い、軽く涙目になった。

違ったのか‥‥

今の流れ
♫ダバダ〜♫ネスカフェゴールドブレンド💖じゃなかったのか‥‥

それで思い出したのが

去年の夏、鵠沼の先輩サーファーお二人と、海辺でお話をしていたときの事である。

アラ還の先輩サーファーさんが

『俺たちの若い頃はもう、遊びといったら渋谷六本木‥‥』と言いかけた時

私はつい反射的に

♪そう思春期も早々にっ♪

と、合いの手を入れてしまったのだ。

当然ながら突然のDragon Ashはアラ還の先輩サーファーさんには通じず

『あ、うん。それでね‥‥』と

華麗なスルーと共に私のDragon Ashは闇に葬られた。

やっちまった😭😭

アラフォーには当然通じるであろう、

渋谷六本木♫からの、

♫そう思春期も早々に♫は、

年代によっては全く意味が伝わらなかったのだ。

この子は何を藪からスティックに(動揺のあまりルー語w)歌い出してるんだ?
変なやつ。と不思議に思われたに違いない。

砂浜に穴を掘ってでも、入りたい😭

そう思ったあの時の反省の気持ちを忘れず、突然に合いの手やギャグをブッ込むときには年代やシチュエーションを吟味しなくてはいけないと、あんなに学んだはずなのに。。

いや、でも待てよ?

今回のダバダ〜は、
みな同年代だったし、なにより
『違いがわかる女』という、

むしろダバダ〜♫を引き出そうとしているとしか思えない、確信的な前振りがあったではないか‼️

何がダメだったのだろう😭

現段階では、ダバダ〜♫の3文字の歌詞の音程をあからさまに外していたという可能性以外、落ち度を見つけられないでいる私がいるわけである。

そんなことを考えていたら
以前、子供たちが進級した際に新しく担任になった先生について、ママ友に『あの先生、どんな人?』と聞いた時のことを思い出した。
その先生は、以前にそのママ友の息子さんの担任になったことがあったからだ。

すると、ママ友は、
『あの先生ね、〝私はちゃんと勉強教えます‼️ビシッ〟って感じの真面目な先生だよ。さわちゃんのギャグとか通じないタイプだから気をつけて』と親切に教えてくれたのであった。

てか‥‥

さわちゃんのギャグ通じないってなんだし💢🤣
私だって無駄にこんな年数生きてないんだぜ?
自分のギャグ通じるか通じないかくらい
空気で察するわ‼️💢🤣🤣

‥‥と、心の中で
息巻いていたあの時の私に
まだまだ学びが足りないぞと、言ってやりたい。

もし、ギャグに失敗して自暴自棄になっている私が、鵠沼の砂浜に穴を掘って埋まっているのを発見した際には、皆さま優しく助け出して下さいませ。

今後とも、適所に私なりの冗談を放り込むという、辛く長き修行の旅は続くのであった。

ABOUT ME
富岡紗和子
富岡紗和子
神奈川県湘南在住、占い師(帝王命術鑑定師)・ラジオパーソナリティ・エッセイ作家・法人役員(役員暦24年)の富岡紗和子です。 現在、二人の娘を持つ母でありサーフィンとビールをこよなく愛するアラフィフ女子です♪ ⇒ ⇒ 詳しいプロフィールはこちら