過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS) withサーフィン

海 トイレ サーフィン

このブログではすでにおなじみだが、私は20年近く前から、過敏性腸症候群(IBS)を患っている。

IBSとは、 血液検査や大腸内視鏡検査などで腸に異常が認められないにもかかわらず
下痢や便秘を慢性的にくりかえす疾患 であり、私の場合はメインが下痢で展開される通称“下痢型”だ。

そして長年この病気を患っている【IBS長老組】の中でも、
完治を諦め、IBSとの共存と笑いに走ることを選んだ【IBS不良組】でもある。

治すことに希望を抱いて苦しんでいた時代を経て、完治を目指す努力が完全に面倒になったという方が正解かもしれない。

そもそもこんないい加減な性格なのに、なんで真面目で几帳面な性格の人がかかりやすいというこの過敏性腸症候群(IBS)になってしまったのだろう、ということが甚だ疑問なわけだが、私がこの過敏性腸症候群(IBS)を発症したきっかけは20年近く前に職場で極度のストレスにさらされたことにあり、それ以降これだけ長い間この病気と付き合うことになろうとは、今となっては『完全にスキをつかれたぜ!!』としか言いようがない。

長年の間、毎日毎日飽きもせずお腹を下してトイレに駆け込んでいるわけなのだが、最近、なぜか二日に一度くらい『あれ?ちょっとIBS治ってきたか?』などと思い立つ瞬間があり、明らかに治っていないのになぜそんなことを考え出すのか自分でも不思議で仕方ない。ヘタしたらトイレに座り下しながら『最近調子いいな』などと馬鹿なことを考える。

思考回路や脳に何らかの疾患があるのではないか?などという、ごもっともな指摘は今はご遠慮いただくとして、私の推測から申し上げると、おそらく過敏性腸症候群(IBS)により毎日お腹を下すことが生活の基準となってしまい、それを病気だと認識する感覚が自分の中で麻痺し始めているのではないかと思うのだ。

【IBS長老組】、及び【IBS不良組】のお仲間の皆さんには通ずるところがあるかと思うが、SNS等で『お腹が痛い』という報告をいちいちするほど、自分の中で『お腹が痛い』ことはさほど新鮮な話題では無くなっていて、お腹が痛いことはただの日常となってきており、あえて『お腹が痛い』と発言するときというのは、特筆するべきほど『やばいくらいお腹が痛い』時だけなのである。

ゴスペラーズの名曲“ひとり”に
♪「愛してる」って最近 言わなくなったのは
本当にあなたを愛し始めたから・・・♪

という歌詞があるのは皆さんよくご存じだと思う。このリズムにのせて私のIBSの感覚としては

♪「腹痛い」って最近 言わなくなったのは
本当に毎日、下し始めたから・・・♪

といったところなのである。

《私のIBS》だなんて、《俺のイタリアン》みたいな言い方しやがって・・・とか
ゴスペラーズに失礼だぞ謝れ!とか、そのあたりは自分でも申し訳なく思っているので、後でよく反省することとしてこのまま話を先に進めたいと思う。

とにかく過敏性腸症候群(IBS)の完治という部分では全く諦めている私なのだが、だからと言って生活に支障をきたすほどタイミング悪く下痢をするこの疾患、何の努力もせず日々を乗り越えられるわけでは無い。

特に朝に調子が悪いことが多い私は、ここ最近、皮肉にも早朝に家を出発しなくてはならない《サーフィン》というスポーツにハマってしまっているから厄介である。

早朝の6時半には自宅を出発し高速道路を利用して海に行くのだが、“早朝”“高速”“ウェットスーツ”などは、過敏性腸症候群(IBS)の敵オールスターズと呼ぶにふさわしい難関であり、そこに立ち向かうにはもう頭脳戦で挑むしかないのである。

通常、朝の6時半に出発というのであれば、前の日から持ち物さえ準備してあればせいぜい1時間前くらいに起床すれば十分なのではないかと思われるだろうが、そこは天下のIBS、そんな時間に起床したのではちょうど激しい下痢タイムを高速上で迎えるという大パニックが保証されている。

そのため、6時半に出発という起点からあり得ないほどさかのぼった、早朝というより夜中に近い時間帯にごそごそと起床し、いつもの朝のルーティン通りコーヒーを飲み、腹も減ってないのに無理やり朝ごはんもどきを食べ、自分の腹が『あ、今は朝なんだね💛』と勘違いして、早めに下ってくるように誘導するのだ。

そしてだいたいを下し終わり、私の腹につかの間の静寂が戻ったころに海への出発の時間を迎えるよう、全力でコントロールするのである。

これを私は【腹だましの術】と呼んでいる。

しかし長年のIBS人生によって腕を磨いてきたこの【腹だましの術】をもってしても、自らの腹をだまし切れない日も当然ある。

そんな時は・・・もう『いつかネタになりますように』と、全ての結果を天にゆだね、出来る限り最善を尽くして立ち向かうという、基本のシンプルな戦い方に戻ることになるのである。

無事に海に到着したとしても、現地で大パニックを迎えるパターンなども当然あるわけなのだが・・・これはまた別の機会に詳しくお話しようと思う。

そんなわけで毎度毎度、波を乗りこなす前に、この腹を乗りこなすという大仕事をしてから、私の《サーフィン》はようやく始まるのだ。

これは大きなハンデだ・・・と、【腹だましの術】のための早起き疲れを、いつになっても一向に腕が上がらない《サーフィン》の言い訳に使っている私なのであった。

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こんにちわ!sawachinです(✿✪‿✪。)ノ すれすれの人生、避けて通れないならネタにしよう! わたしを悩ませるあんなこともこんなことも、こんなことも。 7歳9歳の娘の子育てと仕事の両立に奮闘中! 過敏性腸症候群IBSのおかげで、人生に無駄なピンチが多めに降臨。